-長崎の四季の美味しいお魚たち-
アラカブ
白身魚としては脂肪の多いことが特徴で、大型で新鮮なものは刺身に、他にも煮付け、す揚げ、味噌汁など、美味しいレパートリーも豊富です。
イセエビ
全国有数の漁獲量を誇る長崎のイセエビ。この時季は産卵期前のためブリブリの身が一層詰まって美味しさが際立ちます。
アマダイ
古くから高級魚として知られ、白身で脂肪が少なくやわらかな肉質が特徴。現在、長崎の業者のみが行う以西底曳網漁業を主体として、全国2位の漁獲量を誇っています。
カワハギ
歯ごたえのある白身と濃厚な肝が絶品。産卵期前のこの時季は身が太って美味しく、また秋から冬にかけては肝が大きくなり、第2の旬と言われています。
ウチワエビ
この時季、産卵期前のウチワエビはびっしりと身が詰まっています。強い甘みと旨みの濃厚な味わいは、刺身、味噌汁、焼き物で。
マダイ
全国1位の漁獲量を誇る長崎のマダイ。産卵前は色鮮やかな美しい見た目が特徴。もちろん、脂がのった味わいも折り紙付きの美味しさです。
ミズイカ
イカ類の漁獲量全国3位。刺身、一夜干し焼き、バター焼き、天ぷら、フライなど、肉厚で美味しいこの時季に食べて欲しい味わいです。
アジ
一本釣りで丁寧に取り扱われた300g以上の極上のあじ「野母んあじ」や、獲った後の一手間で脂が全身に行き渡る贅沢あじ「ごんあじ」など、全国1位の漁獲量を誇ります。
タチ(タチウオ)
脂肪量が多いにも関わらず、淡泊でクセのない味わいです。刺身、天ぷら、フライの他、特に煮付けでいただく腹部はジュワッと染み出る旨みがたまらない。
キビナ(キビナゴ)
体調10㎝ほどの小さな魚ですが、透き通るほどのきれいな身は刺身、天ぷらなどの揚げ物で抜群の美味しさ。6月の産卵期がオススメの時期です。
ハモ
長崎で漁獲されるもののなかでも、橘湾の茂木の一部で漁獲されるハモは骨の軟らかさや身の締まり具合など程良く絶品です。
マダコ
食卓にもなじみ深いマダコは、茹で物、刺身、天ぷら、カルパッチョ、など食べ方色々。特に産卵前の真子は一度は食べたい味わいです。
イサキ
漁獲量1位のイサキは、定番の塩焼きの他、刺身や煮付け、たたきも美味しい。特に、5月~6月は産卵前で脂がのっていて絶品と評判です。
コチ
高級魚としても名高いコチは、透明感のある白身に脂ののった味わいが特徴です。あらいの他、ぶつ切りを鍋にしても美味。
レンコダイ(キダイ)
以西底曳網漁業や延縄漁で大量に漁獲され、ハレの日によく用いられていた魚です。刺身や南蛮漬け、塩焼きで。
カツオ類
秋、戻りガツオの漁獲が始まると全国的にも高い値がつく長崎のカツオ類。EPAやDHAなど、栄養面でも効果が期待できる身は刺身やたたきでどうぞ。
イトヨリ
延縄や一本釣りで漁獲される長崎のイトヨリは、全国有数の漁獲量を誇ります。クセのない白身には脂がのり、刺身、塩焼き、吸い物、かまぼこなどで美味。
ミズイカ(アオリイカ)
イカ類の漁獲量全国3位を誇る長崎の秋の味覚。小振りながらも身が柔らかくなるこの時季ならではの味わいをご堪能ください。
カマス
刺網等で多く漁獲されるカマスは全国有数の漁獲量です。脂がたっぷりとのった美味しさは、さんまより早く秋を告げる味わいという話も。
モチウオ(イボダイ)
盆明けから漁獲され、長崎では秋を告げる魚と言われています。骨が柔らかいので、骨ごと食べられます。
サバ
11月~12月、脂がのった美味しさをお届けするサバは、長崎が漁獲量全国2位。塩サバなどジュワッと食べるもよし、水炊きにしてさっぱり食べるもよしです。
マグロ
本来の旨みが感じられる赤身、赤みと脂の甘みが調和した中トロ、脂の旨みを堪能する大トロなど、部位により様々な味わいを楽しめます。平成28年のクロマグロ漁獲量は全国1位を誇ります。
ヒラメ
冬が最も脂がのり、身が締まって美味しいと言われるヒラメ。コリコリとした食感とクセのない身や、旨みのある縁側など味わいも様々です。
カキ
塩分控えめな大村湾産、程良い塩分の橘湾産と、長崎内でも産地により味わいが異なるのが特徴。ぜひ食べ比べてみてください。
トラフグ
高級魚として有名なトラフグは、長崎が養殖収穫量全国1位。コリコリとした食感と淡泊な味わいはもちろん、滑らかで濃厚な白子も絶品です。
ハタ類
クエなどに代表されるハタ類は、身が締まり淡泊な味わいの白身でありながら旨味もあることが特徴です。食感を活かした薄造りの刺身の他、鍋や塩焼きも美味。
寒グロ(メジナ)
この季節、脂がのって美味しさを増す冬の味覚、寒グロ。刺身はもちろん皮も美味しく、湯引きにしたり皮を焼いても美味です。
寒ブリ
全国有数の漁獲量を誇り、特に2月頃は身が引き締まった身にたっぷりと脂がのって絶品です。独特な風味を楽しむ刺身や塩焼き、照り焼き、さっぱりと味わうしゃぶしゃぶなど。